Archive of C&A

どこまでもCHAGE&ASKA

CHAGE&ASKA オリジナルアルバム#10 『RHAPSODY』

Archive of C&A 第16弾『RHAPSODY』

発売日:1988.3.5   チャート最高位:4位 売上枚数:12.8万枚

 

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久しぶりの投稿となってしまいました。。

コロナ禍で始めたブログでしたので、日常が戻ってから中々更新できず…。

 

さて気を取直して進めて参りたいと思います!

 

ポニーキャニオンに移籍してからロックのチャゲアスを打ち出し、テンポ感のあるアルバムが続いていました。

そして前作「Mr.ASIA」からおよそ10ヶ月という短いインターバルで発売されたこのアルバムでは、全体のテンポ感をぐっと落とし、ミディアムテンポの都会的なポップスを聴かせてくれます。

90年代のC&Aに通じる作風がこのアルバムから始まったと言えます。

 

 

1.風のライオン
作詞作曲:飛鳥涼 編曲:西平彰

力強い歌い出しから一転、優しく大らかなサビのメロディ。

2人のボーカルを堪能できる、これぞチャゲアス!とも言えるナンバー。 

走り続けてきた足を休め、更なる高みを目指して爪を研ぎなおす…そんな心情が歌われています。

 

2.恋人はワイン色
作詞作曲:飛鳥涼 編曲:西平彰

作家飛鳥涼を語る上で欠かせないターニングポイントとなったナンバー。

メロディ、歌詞、サウンド…ポップスの真髄が味わえる名曲です。

 

3.BELIEVE IT?
作詞:飛鳥涼 作曲:CHAGE   編曲:瀬尾一三

久しぶりの共作曲。

BPM180というかなり早いテンポの曲ですが、ハーフタイムのリズムにメロディを大きく乗せてるので実際のテンポよりもゆったりと感じれるのがこの曲の大きな特徴。

ベースラインはランニングしており、シンセはファンキーなブラス風であり、様々なジャンルの音楽がミックスされたチャゲアスサウンドの深さを味わえるナンバー。

 

4.待ちぼうけLONELY TOWN
作詞:澤地隆 作曲:CHAGE   編曲:村上啓介

CHAGEワールド全開のファンキーなナンバー。

村上啓介氏アレンジということでサウンドはTHE ALPHAっぽくもあり、一筋縄ではいかないプログレッシブな構成にも注目。

 

5.レノンのミスキャスト
作詞:澤地隆 作曲:CHAGE   編曲:村上啓介

CHAGEさん屈指の名曲。

ジョンレノンの命日12月8日に75日という日数を引っ掛けて書かれた。

この75という日数…一年を4で割った一つの季節を示すのか。

短い恋の切なさを擦り切れるようなサックスの音色と共に歌われてます。

 

6.狂想曲
作詞作曲:飛鳥涼 編曲:西平彰

お洒落で軽快なポップスナンバー。

アルバム発売後にシングル「ラプソディ」としてリカットされてます。

アルバムタイトルも恐らくこの曲から採られたのでしょう。

間奏のスキャットもかっこいい!

 

7.焦燥
作詞:澤地隆 作曲;CHAGE   編曲:村上啓介

得意なレゲェ調のナンバー。

二人が同じレベルでユニゾンボーカルを重ねており、ツインボーカルの面白みが味わえる楽曲。

間奏のベースソロや鋭いシンセのフレージング。

聴きどころ満載のナンバー。

 

8.失恋男のモンタージュ
作詞作曲:飛鳥涼 編曲:村上啓介

これぞ村上啓介!なカラフルサウンドのご機嫌なナンバー。

飛鳥さんが書いたCHAGEさんっぽい楽曲であり、村上啓介さんによる後のマルチマックスに通じる凝りに凝ったサウンドが面白い。

 

9.ロマンシングヤード
作詞:秋谷銀次郎 作曲:CHAGE    編曲:瀬尾一三

「NとLの野球帽」が発表されるまでの間、長らくコンサートのクライマックスで歌われてたCHAGEさんの代表的なロックナンバー。

数年前にソロでセルフカバーをされた時は感激物でした。

 

10.ミステリー
作詞作曲:飛鳥涼 編曲:村上啓介

美しく壮大なメロディーのこれぞ飛鳥な大バラード。

歌詞もボーカルも飛鳥が詰まってます。

コンサートツアー毎に昔の曲を少しずつ取り上げてくれるのですが、この曲は流石に復活しないのでしょうか?

いちファンのミステリーです。

 

 

 

立て髪を纏った飛鳥さんは深い霧の中で運命の女性を愛し、故ジョンレノンに想いを馳せながらジリジリと夢を稼ぐチャゲさん。

 

チャゲアス のブレイク前夜とも言える充実した内容の作品です。

 

 

 

 

CHAGE&ASKA オリジナルアルバム#9『Mr.ASIA』

Archive of C&A 第15弾『Mr.ASIA』

発売日:1987年5月21日 チャート最高位:4位 売上枚数:7.1万枚

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アルバム『MIX BLOOD』から8ヶ月、ミニアルバム『Snow Mail』からはたったの5ヶ月という短い期間でリリースされたオリジナルアルバム。

『TURNING POINT』『MIX BLOOD』の流れを汲む、ロックな仕上がりの作品で、その後のライブでも定番となるナンバーもいくつか生まれてます。

 

参加ミュージシャンは日本の音楽界を支えるビッグネームが集結。

それまでツアーをサポートしてたTHE ALPHAのメンバーは参加しておらず、のちのバックバンドとなるBLACK EYESのメンバーもクレジットはされてませんが、THE ALPHAに変わるツアーサポートメンバーのオーディションを兼ねてのレコーディングであったため、パートによっては別のミュージシャンによるアウトテイクが残されてる可能性があると個人的には思います。

また当時はそのようなことは珍しい事では無かったと思います。

 

1.Mr.ASIA
作詞:飛鳥涼 作曲:飛鳥涼 編曲:佐藤準 コーラス編曲:山里剛

アルバムのタイトル曲であり、その後のライブでも定番となるロックナンバー。

一連の光GENJI作品にも通じる曲調で、ロンドンでの世界紅白歌合戦への参加がインスピレーションとなってます。

 

2.mebius
作詞:飛鳥涼 作曲:飛鳥涼 編曲:瀬尾一三 コーラス編曲:山里剛

タイトルは恐らく「メビウスの輪」から採られたもの。

長方形を180度ひねって繋げた帯は裏と表が一体となっていて向きつけが不可能。

「夢の出口が見えない」…と歌う当時の飛鳥さんの苦悩が描かれてます。

 

3.噂のトラブル・メーカー
作詞:澤地隆 作曲:CHAGE   編曲:瀬尾一三

CHAGEさんによるレゲェ調のマイナーロック。

歌詞を2拍3連で置いて見たり、サウンドも含め線密な作りで、CHAGEさんのアンニュイな世界観が堪能できます。

 

4.SAILOR MAN
作詞:飛鳥涼 作曲:飛鳥涼 編曲:瀬尾一三

アルバム発売の1ヶ月前にシングルカットされたミディアムテンポのロックナンバー。

懐かしを感じさせる飛鳥さんらしいメロディーで、サウンドも繊細ながらシンプルに聴かせる。

「誰もが光を欲しがる子供達さ」…『パラダイス銀河』や『夢はるか』など子供の無邪気な気持ちを思い起こさせてくれる歌詞が最高。

 

5.どのくらい "I Love You"
作詞:飛鳥涼 作曲:飛鳥涼 編曲:佐藤準

甘くてロマンチックな歌詞とメロディー。これぞ飛鳥涼な作風です。

個人的にはこの曲もシングルカットして欲しかったなぁ。

そろそろライブでも披露してくれそうな、くれなさそうな。。

 

6.スローダウン
作詞:澤地隆 作曲:CHAGE   編曲:佐藤準

田中昌之さんに提供した曲のセルフカバー。

ギターサウンドを全面に押し出したシャッフルリズムのロックナンバーですが、ハーモニカを入れることにより、どこかアーシーな雰囲気もあり、CHAGEさんの音楽的趣向が伺えるナンバーです。

 

7.LONDON POWER TOWN
作詞:飛鳥涼 作曲:飛鳥涼 編曲:瀬尾一三

新年をロンドンで迎えた時の様子が映し出されたハッピーなロックンロールナンバー。

情景を切り取り歌詞に反映させるセンスが凄いなぁと、この曲を聴くたびに思います。 

ランニングするベースラインにシンプルでタイトなドラム、、バンドサウンドもめちゃくちゃかっこいいです。

 

8.PLASTIC KISS
作詞:CHAGE    作曲:CHAGE    編曲:瀬尾一三

CHAGEさんによるストレートなマイナーロック。

シンコペーションを巧みに利用したアレンジで、サビは飛鳥さんがメインボーカルをとったりなど、インパクトのある楽曲。

 

9.指輪が泣いた
作詞:飛鳥涼 作曲:飛鳥涼 編曲:佐藤準

「モーニングムーン」「Mr.ASIA」そして一連の光GENJI作品でアレンジをされた佐藤準さんとのタッグ。

突き刺さるようなシンセサウンドが特徴的。

とにかくこの曲はドラムのグルーヴが凄いです、、その横でウネるベースラインもかっこいいです。

メロディーが呼び込んだ極上のバンドサウンドが楽しめます。

 

10.夏の終わり
作詞:澤地隆 作曲:CHAGE   編曲:瀬尾一三

CHAGEさんを代表する極上バラード。

その後のライブでも度々披露されてるので知名度も高く、特に25周年の「熱風ライブ」での披露は、その夏の野外という雰囲気と相まって、チャゲアスのコンサートでも屈指の名シーンとなりました。

 

 

このアルバムのカッコいいところは全体の流れ。

1曲目の「Mr.ASIA」からとにかく飛ばしてるんです。

途中「どのくらい I Love You」で一息ついた後もずっとロックし続けて「指輪が泣いた」でピークを迎え、最後にこの「夏の終わり」を配置してるんです。

しかもCHAGEさんのナンバーで締めるというところが、デビューアルバム「風舞」の「終章」もそうですが、何かいい雰囲気を作り出します。

飛鳥さんの壮大な楽曲で終わるのももちろん最高ですが、CHAGEさんの「別れ」をテーマとした楽曲で名残おしくアルバムを閉じるのがまた乙なんです。

 

 

CHAGE&ASKA ベストアルバム#2 『SUPER BEST』

Archive of C&A 第14弾 『SUPER BEST』

発売日:1987年3月5日 チャート最高位:15位 売上枚数:88.4万枚

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1979年のデビュー曲「ひとり咲き」から1986年「Count Down」までの全シングルA面曲を発売順にまとめたベスト盤。

レコード会社主導のベスト盤であり、他のアーティストもこの「スーパーベスト」と言ったものを発売してたそうです。

その一連の流れの中でチャゲアスもこのベスト盤が作られたのでしょう。

面白いのがこのアルバム、ロングセールスを記録したアルバムとしてファンの間では認知されてますが、発表時はそれほど目立ったチャートアクションを起こしてません。

1991年の「SAYYES」で大ブレーク以降、アルバム「TREE」や同シリーズの「SUPER BEST 2」につられる形で売り上げをグイグイ伸ばしました。

チャート最高位の15位も1992年に到達した順位であり、発売してから既に5年の月日が流れています。

デビュー時からのファンにとっては思い出を遡るアイテムとして、「SAYYES」以降のファンにとってはそれまでのチャゲアスの歴史を知る入門アイテムとして役割を果たした作品だと言えます。

現在は廃盤でありますが、シングルを発売順に並べるというシンプルなこのベスト盤もいいですよね。

 

収録曲

  1. ひとり咲き
  2. 流恋情歌
  3. 万里の河
  4. 放浪人 (TABIBITO)
  5. 男と女
  6. 熱い想い
  7. 北風物語
  8. マリオネット
  9. 華やかに傷ついて
  10. MOON LIGHT BLUES
  11. 標的(ターゲット)
  12. 誘惑のベルが鳴る
  13. オンリー・ロンリー
  14. モーニングムーン
  15. 黄昏を待たずに
  16. Count Down

 

今の時代にベスト盤を製作するにあたり、シングル曲のみを発売順に並べたものってあまり存在しませんが、実は時代を追ってるだけあって曲の繋がりが自然だったりして良い流れなんです。

この曲順でプレイリストなんて作って聴いてみるのも楽しいと思います。

 

 

CHAGE&ASKA ミニアルバム#1『Snow Mail』

Archive of C&A 第13弾『Snow Mail』

発売日:1986/12/5   チャート最高位:18位 売上枚数:2.1万枚

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アナログレコードのみの、完全限定盤として初めて発売されたミニアルバム。

飛鳥さん念願のクリスマスアルバムです。

クリスマスアルバムって日本だとそんなに馴染みが無いのですが、洋楽では名盤が多く、一つのジャンルというか、トレンドみたいな存在で、数多くの名盤が存在します。

内容としては古典的なクリスマスソングをカバーしたものからオリジナル曲のものまで様々ですが、子供から大人までワクワクするクリスマスシーズンならではの楽曲は、通常の楽曲とは一味違う魅力を持っていて、僕らを温かい気持ちに導いてくれます。

 

この『Snow Mail』は4曲入りのミニアルバムで、レコードのA面とB面にASKA曲とCHAGE曲が1曲ずつ収められてます。

 

1.シルバーパラダイス
作詞:飛鳥涼 作曲:飛鳥涼 編曲:瀬尾一三

ドゥーワップ調のコーラスで始まるこの曲は、軽快なリズムに乗せて、当時のバブリーな時代のクリスマスの雰囲気を味わえる明るいポップスナンバー。

最近ではコンサート「昭和が見ていたクリスマス」でも披露され、ASKAさんの描くクリスマス像が楽しくてゴージャスでお祭りなクリスマスであることが伺えます。

 

2.ボニーの白い息
作詞:澤地隆 作曲: CHAGE   編曲:瀬尾一三

続いてCHAGEさんによるミディアムテンポの心地よいポップスナンバー。

本当にCHAGEさんのこの手の楽曲は気持ち良い!

切なさと温もりを感じるメロディーをあの声で歌われると本当にキュンとしますね。

 

3.WHITE NIGHT , WHITE MOON
作詞:飛鳥涼 英訳詞:Linda   作曲:飛鳥涼 編曲:瀬尾一三

初めての全編英語詞の曲。

この曲は個人的に大好きな曲です。

もっとフューチャーされても良いんだけどなぁ。。

もうアメリカンスタンダードかと言えるメロディーを、美しいASKAボイスで歌い上げます。

クライマックスのファルセットボイスが絶品です!

 

4.今宵二人でX'mas
作詞:澤地隆 作曲:CHAGE   編曲:瀬尾一三

CHAGEさんによる軽快なポップスナンバー。

ですが歌詞は失恋がテーマ…なのがまたキュンとします。

クリスマスって時に残酷…というか、過ごす相手がいない時は寂しさに駆られたりもします。

そんな気持ちを明るく歌ってしまうこの曲に救われた方も多いはず。

 

 

チャゲアス初のクリスマスアルバム

4曲入り、しかも限定発売という事でチャートこそ賑わせて無いですが、楽曲は4曲とも名曲!

CHAGEさんとASKAさんの魅力が詰まった温かい作品です。

 

15周年時に発売された「SUPER BEST BOX」にて初のCD化。

その後、一連の紙ジャケシリーズでも単独のCD化。

「WHITE CHRISTMAS 」「星に願いを」と言ったスタンダードのカバーに加え、アルバム「GUYS」収録曲のセルフカバー、「世界にMerry X'mas」のオーケストラバージョンの3曲を追加した7曲入りとなってます。

 

 

 

CHAGE&ASKA オリジナルアルバム#8『MIX BLOOD』

Archive of C&A 第12弾 『MIX BLOOD』

発売日:1986年9月21日 チャート最高位:3位   売上枚数:12.3万枚

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キャニオンレコード移籍第2弾のオリジナルアルバムはチャゲアス史上最もROCK⁉︎なエネルギー溢れる作品。

前作『TURNING POINT』からたったの5ヶ月というインターバルでリリースされました。更にこの年の12月にはクリスマスアルバム『Snow Mail』をリリースしてるので、この年なんとアルバム3枚リリースしているのです。ちなみに『Snow Mail』はミニアルバムなので曲数は少ないですが、いずれにしても物凄い創作ペースだったことがわかります。

 

1.EXPLOSION
作詞:飛鳥涼 作曲:飛鳥涼 編曲:瀬尾一三・THE ALPHA

この年の春から年末まで開催された3つのコンサートツアー『EXPLOSION Series』のタイトル曲。

有名な横浜スタジアムでのライブ映像が印象深いこの曲は、ディストーションの効いたギターとタイトなリズムのロックナンバー。

 

2.MIX BLOOD
作詞:飛鳥涼 作曲:飛鳥涼 編曲:瀬尾一三

アルバムのタイトルナンバーであり、1曲目の「EXPLOSION」からメドレーの形式で収録されてる。

「EXPLOSION」よりも更にテンポが早く、ソリッドなロックナンバーとなっており、飛鳥さんのうねるヴォーカルが炸裂してます。

 

3.TEKUTEKU
作詞:飛鳥涼 作曲:飛鳥涼 編曲:瀬尾一三

明石家さんまさんに提供された曲。

お洒落で都会的な飛鳥さんらしいバラード。

 

4.不条理なKISSを忘れない
作詞:澤地隆 作曲:CHAGE 編曲:新川博

作曲家でありキーボーディストでもある名アレンジャー新川博氏によるドラマチックなアレンジのCHAGE曲。

CHAGEさんらしいちょっとアンニュイな意外性のあるメロディーのロックナンバー。

 

5.黄昏を待たずに
作詞:飛鳥涼 作曲:飛鳥涼 編曲:瀬尾一三飛鳥涼・THE ALPHA

アルバムからの先行シングル。

どこか切ないメロディーを疾走感のあるサウンドに乗せて歌われるロックナンバー。

ベストアルバム「VeryBestRollover20th』にも収録されてる他、 ASKAさんのソロアルバム「Black&White」の特典CDとしてもセルフカバーされており深く認知されてる楽曲。

 

6.Newsにならない恋
作詞:澤地隆 作曲:CHAGE   編曲:久石譲

早見優さんに提供された曲のセルフカバー。

2004年の「熱風コンサート」でもメドレーの中で演奏されており、コミカルでキッチュCHAGEさんが聴けます。

 

7.ADIOS SENORITA
作詞:澤地隆 作曲:CHAGE   編曲:佐藤準

バブル期の底抜けに明るい当時を現したかの様な陽気なナンバー。

歌詞もメロディもサウンドも南国的な明るさを纏っており、個人的にあえて今の時代にライブで披露してほしい楽曲。

 

8.かけひき
作詞:飛鳥涼 作曲:飛鳥涼 編曲:新川博

意外なメロディー展開と都会的なアレンジがお洒落なナンバー。

間を活かした作り込まれたサウンドがカッコいい。

 

9.シングル・ベッド
作詞:澤地隆 作曲:CHAGE   編曲:瀬尾一三

この曲も明石家さんまさんに提供された楽曲。

どこか飛鳥さん作曲の「TEKUTEKU」と似た雰囲気を纏っており、お洒落で優しいメロディーが心地よい。

「熱風コンサート」のメドレーに組み込まれたが、そろそろフルバージョンをライブで歌ってほしいです。

 

10.やっぱりJAPANESE
作詞:飛鳥涼 作曲:飛鳥涼 編曲:瀬尾一三飛鳥涼

ストリングスの効いたジャージーなメロディの曲。

今でこそジャージーASKA曲は多いですが、その走りというかアメリカンスタンダードな世界観のサウンド

そんなサウンドに乗せて「やっぱいJAPANESE」と歌ってしまうところが面白いです。

LP盤はこの曲が最後の楽曲。

 

11.月のしずく
作詞:飛鳥涼 作曲:飛鳥涼 編曲:瀬尾一三

CD盤のみに収録されてる楽曲。

「MIX BLOOD」のメロディーをピアノで歌い上げるバラードで、歌詞も新たに作られたものを、原曲の歌詞に繋げて世界観を深めてます。

 

 

この頃新しいバックバンド「THE ALPHA」とのコンサートツアーも始まっており、またチャゲアス独自のコーラスサウンドも追求されており、前作「TURNING POINT」と共に新たなCHAGE&ASUKAを打ち出した作品です。

ロックナンバーとバラードナンバーの差がハッキリとしていて、後の日本のバンドマンがやってる様なことを既に打ち出しています。

ライブ映えするナンバーが揃ったとにかくカッコイイ作品です。

 

 

 

 

 

 

 

CHAGE&ASKA オリジナルアルバム #7 『TURNING POINT』

Archive of C&A 第11弾 『TURNING POINT』

発売日:1986年4月21日 チャート最高位:4位 売上枚数:13.8万枚

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その名の通り、チャゲアス にとって大きな分岐点となったこの作品。

ワーナーパイオニアを離れ、キャニオン(現ポニーキャニオン)に移籍後初のオリジナルアルバムは、アルバム『黄昏の騎士』からポップスを模索し始め、『INSIDE』で打ち込みとキーボードによる作曲を導入し、いよいよこのアルバムで『CHAGE&ASUKA』が完成されたといっても過言ではない作品だと思います。

 

1.モーニングムーン
作詞:飛鳥涼 作曲:飛鳥涼 編曲:佐藤凖

チャゲアス第2のデビュー曲と捉える方も多いでしょうこの曲は惜しくもベスト10入りはしてないものの、スマッシュヒットを記録。

それにしてもこの曲のイントロは凄まじいインパクト。

 

2.砂漠のイリュージョン
作詞:飛鳥涼 作曲:飛鳥涼 編曲:瀬尾一三

CHAGEさんとASKAさんのユニゾンがかっこいいこの曲。

ベースの抜き差し、アヴァンギャルドなギターソロ、効果的なシンセなど、繊細なアレンジによる立体的なサウンドが新たなチャゲアスを打ち出しています。

 

3.キャンディ・ラヴになりすぎて
作詞:澤地隆 作曲:CHAGE 編曲:瀬尾一三

その後のチャゲ作品には欠かせない作詞家、澤地隆氏との初共演。

シンセベースがとても印象的。

甘いメロウなチャゲワールド全開の曲です。

 

4.キューピットはタップ・ダンス
作詞:澤地隆 作曲:CHAGE 編曲:久石譲

ブレイクビーツ風なリズムにヴォイスシンセなど冒険的な音色の中にもブルージーなハーモニカを混ぜてくるなど斬新なサウンドのこの曲。

編曲はあの久石譲さん。

 

5.Key  word
作詞:飛鳥涼 作曲:飛鳥涼 編曲:栗原正巳

皆が思う飛鳥節全開なメロウバラード。

クリスタルなサウンドに切ないメロディー、別れた後の心情をドラマティックに歌い上げます。

そろそろライブで歌ってくれないかなぁリストの曲ですよね。

 

6.ロンリー・ガール
作詞:飛鳥涼 作曲:飛鳥涼 編曲:栗原正巳

この曲とKey wordの編曲を行ってる栗原正巳さんはベーシストでありリコーダー奏者。主にCMの楽曲などのお仕事をされる方です。

Key wordに負けず劣らずのドラマティックなメロディーは後の「SCENE」シリーズを彷彿とさせます。

 

7.ショート・ショート
作詞:澤地隆 作曲:CHAGE 編曲:久石譲

ダークな雰囲気とCHAGEさんの甘いメロディーが混ざり合った名曲。

バイオリンソロとそのバックで流れるリズムの刻み方の変化だったり、決め細いアレンジが聴くたびに新たな発見をさせてくれます。

 

8.HIDARIMEが感じてる
作詞:澤地隆 作曲:CHAGE 編曲:村上啓介

「モーニングムーン」「黄昏を待たずに」と共にレコード会社移籍後の初シングル候補となった曲。

アレンジはあの村上啓介さん。

この頃からライブのバックバンドが火魔神からTHE ALPHAに変わってます。

 

9.くぐりぬけて見れば
作詞:飛鳥涼 作曲:飛鳥涼 編曲:瀬尾一三

後にソロでセルフカバーされてる美しいメロディーの名曲。

若き日の飛鳥さんの歌声ですが、強弱をものすごくつけて歌うところやビブラートのかけ方など、現在のASKAさんの歌い方にかなり近づいてきてます。

 

10.TURNING POINT
作詞:飛鳥涼 作曲:飛鳥涼 編曲:飛鳥涼村上啓介・矢賀部竜成

今このタイミングでクレジットを見て目を惹くのは編曲者の矢賀部さんでしょう。

その話はまた後日。

コンサートのラストでASKAさんがこの曲を過呼吸状態になりながらも歌い上げるシーンはファンの間ではあまりにも有名。

15周年に発売された2枚組のアルバム曲ベスト集『Yin&Yang』でもこの曲がラストを飾りました。

 

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シングル『モーニングムーン』のヒットもあり、売上も久しぶりに10万枚を超えてきました。

この作品が今までの作品と大きく違って聞こえる理由としては、起用ミュージシャンが大幅に変わったことだと思います。

 

まずモーニングムーンのアレンジャー佐藤準さんとのタッグが始まります。

あの光ゲンジの一連の作品も佐藤準さんがアレンジをしてますが、他にも「おニャン子クラブ」を始め、当時のヒットチャートを席巻していたアレンジャーです。

瀬尾一三さんとはまた違う、ソリッドでギラギラしたアレンジがまさにバブル期の日本を象徴してる印象です。

そしてスタジオミュージシャンも80年代以降の日本のポップス黄金期を支えるスーパーなミュージシャンが沢山参加しています。

もちろん今までの作品に参加されてきた方々もめちゃめちゃ凄い方々ですが…。

90年代のCDがものすごく売れた時代(チャゲアスだとTREEとかREDHILLに参加)に最もレコーディングを行ってるミュージシャンがこの作品から参加となるわけです。

 

チャゲ&飛鳥からCHAGE&ASUKAへ。そしてロゴもあの『CandA』が使われ出しました。

シングル「モーニングムーン」のジャケットでもサングラスをかけ、バックバンドも変わり、チャゲアス史上最も大きな変化を遂げたこの作品。

ほとばしる二人の熱いロックと煌びやかなポップスが結実した名作です。

 

 

 

 

 

 

CHAGE&ASKA ベストアルバム『Standing Ovation』

Archive of C&A #10 初のベストアルバム『Standing Ovation』

発売日:1985/12/5   チャート最高位:23位 売上枚数:4.3万枚

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チャゲアス初のベストアルバムはキャニオンレコード移籍第一段。

 

勝手にワーナーとの契約が残ってて、最後にベスト盤を消化で出したのだろうと思ってましたが、そうではありませんでした。

どういった経緯でレコード会社移籍後の最初がベスト盤になったのかはわかりませんが、原盤権はヤマハが管理していたということがわかります。

 

収録内容的には当時選ぶとしたらこうなるんだなぁという選曲もあり興味深いところです。

リスナー目線で考えたらチャゲアス歌唱による「ボヘミアン」が収められてるところが購入ポイントになったと思いますが、他の曲はミックスもアルバムやシングル発表時と変わらず、「ボヘミアン」の為だけにこのアルバムを買うか買わないかというところでチャートアクションが地味だったのでしょう。

 

トッピクスとしてはチャゲさんがアルバムジャケット上で初サングラスです!

ちなみに飛鳥さんもサングラスをかけてます。

 

また当時はLPでしたので収録できる曲数が限られてます。

CDの時代でしたら「安息の日々」「熱い想い」「嘘」「夢をみましょうか」なども収録され、よりバラエティーに富んだ内容になっていたかもしれません。

 

以下収録曲です。

 

  1. ひとり咲き
  2. 万里の河
  3. 男と女
  4. 終章(エピローグ)
  5. ボヘミアン
    作詞:飛鳥涼 作曲:井上大輔 編曲:村上啓介
  6. マリア (Back To The City)
  7. 誘惑のベルが鳴る
  8. 涙・BOY
  9. MOON LIGHT BLUES
  10. TWILIGHT ZONE

 

このベストアルバムでそれまでのチャゲアスの歴史を総括し、次のオリジナルアルバムで、ふたりは新たな音楽性を打ち出してきます。